原料名称
Cannabinol (カンナビノール)
原料濃度
濃度:CBN 93.9%
残留限度値:Δ9-THC (Δ9-THC + Δ9-THCA × 0.877) < 1ppm
原産地
米国
製品区分
その他, 1ppm未満(適合)
輸入食品等届出済(2025年2月 取得)
原料情報
形体:高粘性の液体〜常温で結晶化
外観:蜜柑色〜赤褐色
特性:油溶性
化学式:C₂₁H₂₆O₂
分子量:310.43 g/mol
分子構造:6,6,9-trimethyl-3-pentyl-6H-dibenzo[b,d]pyran-1-ol
CAS番号:521-35-7
保管・溶解方法
一定の温度が保たれた冷暗所(15~25℃程度)で、容器を密閉し保管してください。冷蔵庫での保管は結露が発生しやすく、急激な温度変化によって結晶化が促進されるため推奨しません。
湯煎やヒートガンを使用し、85~100℃で、塊や結晶が完全になくなり粘性の低い液体の状態になるまで、十分に温めてください。
また、酸化を防ぐためにワイン保管などに用いられるアルゴンガスの充填も有効です。
出荷状態
1kg以上のご注文は、現地で計測された重量に基づき出荷されます。
通常、500g以下はメディウム瓶、1kgの場合はUN規格適合のアルミボトルに充填されています。
外観・結晶化
白いモヤや粒子状に見えるものは、不純物ではなくCBNの結晶化が進んだものであり、純度の高いディストレート原料の特性上、正常な現象です。
また、時間の経過とともに赤褐色へと変化する場合がありますが、品質に影響はございません。安心してご使用ください。
写真3枚目がCBNの結晶化が進んだ状態です。
高温から低温へ急激に変化すると、CBNの分子の動きが抑えられ、溶けきれなかった分が結晶として固まりやすくなります。
これは、いわゆる過飽和状態であり、振動や温度差、空気との接触などをきっかけに「結晶の核」が形成され、やがて結晶が全体に広がっていきます。
充填する際には、結晶や塊を残さないよう、液状になるまで十分に温めて完全に溶かした後、できるだけスムーズに作業を行ってください。
取り扱いの注意点
品質を保持するため、必要以上に高温で加熱せず、また加熱や冷却の回数をできるだけ最小限にすることを推奨いたします。
CBNの沸点は一般的に約185℃とされています。100〜150℃までの比較的短時間の加熱であれば、酸化や熱分解による成分の変化は少ないと考えられます。
ヒートガンを使用する際は、局所的に当て続けると200℃を超える可能性があるため、十分ご注意ください。
レビューを投稿するには、会員登録が必要です。
レビューを書く